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「平権懇」☆関係書籍☆残部僅少☆

  • ●大内要三(窓社・2010年): 『日米安保を読み解く 東アジアの平和のために考えるべきこと』
  • ●小林秀之・西沢優(日本評論社・1999刊): 『超明快訳で読み解く日米新ガイドライン』
  • ●(昭和出版・1989刊): 『釣船轟沈 検証・潜水艦「なだしお」衝突事件』
  • ●西沢優(港の人・2005刊・5000円+税): 『派兵国家への道』
  • ●大内要三(窓社・2006刊・2000円+税): 『一日五厘の学校再建物語 御宿小学校の誇り』
  • ●松尾高志(日本評論社・2008刊・2700円+税): 『同盟変革 日米軍事体制の近未来』
  • ●西沢優・松尾高志・大内要三(日本評論社・2003刊・1900円+税): 『軍の論理と有事法制』

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2007年5月

2007/05/29

読む・読もう・読めば8 ミニコミの力

旧聞に属するが、ナガサキの現役市長、伊藤一長さんが暴力団幹部に銃撃され死亡した事件について考え続けている。個人に対するテロルという卑劣な方法、銃器拡散についての警察と暴力団のなれ合い、といったものへの憤りは、私の中では、ナガサキの土地柄に対する想い、それを造り上げてきた人々への追憶によって増幅される。

元長崎大学学長の土山秀夫さんは書いている(『核兵器・核実験モニター』279-80号)。「長崎県全体ではあるが、過去5年間の統計を見ても年間917件の殺人(一部には心中も含まれている)事件があり、全国では青森県とともに最低記録を争っている。もちろん長崎市でも同傾向にある。かつて筆者が法医学の教授に直かに聞かされた話としてこんなことがあった。当の教授が長崎大学に転勤すると決まったとき、先輩から『不謹慎な話かも知れないが、長崎は殺人が少ない都市なので法医学研究の上では余り勉強にならないかも知れんぞ』と言われた由である。」

「長崎の証言の会」の緊急声明(419日)は書いている(『ヒロシマ・ナガサキ通信』175号)。「伊藤一長長崎市長は、就任当初の『平和行政は国の責任』という主張を乗り越え、率先して平和を市政の課題として、核兵器廃絶の運動を被爆都市ヒロシマと共に、世界に訴え続けてきた。……核武装疑惑の米艦船入港反対を表明し、国民保護計画の中の核兵器対処法を保留した……姿勢を私たちは評価していた」。

そうだったのか、それなのに、と改めて想う。ミニコミに掲載されて少数の読者の目にしか触れない、けれども読む人の心に染み込む、このような文章の力強さを想う。 

(大内要三 2007529日)

2007/05/21

「憲法くん出番ですよ」

19日の憲法フェスティバルには900人超の方々が足を運んでくださりました。どうもありがとうございました。オペラ歌手・品田昭子さんの舞台の最後に手話コーラスのみなさんが、品田さんと「千の風になって」を歌われた時はなぜか涙が出てしまいました。井上ひさしさんのお話も良かったですよ。赤字にならず来年もフェスティバルを続けられそうです。
また、20周年記念誌を準備してきましたが間に合いました。タイトルは松元ヒロさんの持ちネタを借用して「憲法くん出番ですよ」となりました。ぜひ、お読みください。

●憲法フェスティバル実行委員会編「憲法くん出番ですよ」
発行 花伝社・四六判並製・192ページ・定価 1500円

(2007.5.20 杉山 隆保)

2007/05/14

読む・読もう・読めば7 「ガイドライン・憲法・生存権」

20世紀最後の年に亡くなった山川暁夫さんが最晩年に書いた文章のひとつに、「ガイドライン・憲法・生存権」がある。日本国憲法は一国主義ではない、グローバル化する世界での民衆運動のガイドラインとして活用可能だ、と述べたものだ。さわりの部分を引用する。

――21世紀に向けての重要な事態の推移を考慮する時、現憲法の前文を流れる思想の潮流の基底にある国際的観点に、変革の立場から新しい照射の光を及ぼしていくべきではないだろうか、という問題を提起したい。……つまり「平和的生存権」の問題である。この部分は、当然にも「憲法3原則」と要約される観点と立場に密接に関連していることで、相互に前提となる関係にあるが、あえていえば、この「平和的生存権」の尊重の義務を、現憲法のもう一つの重要な原則にいわば格上げして位置づけるべきではないかと考える。それは憲法前文においてさえ、この部分だけに「世界の国民が云々」と世界と日本国民の関係性についての明確な、かつ重要な原則が規定されているからである。……日本国民だけが、恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有するのではない。それらの権利を有するのは「全世界の国民」なのである。――

偉大なジャーナリストのいわば遺言をあらためて今日、読み返したのは、むろん国民投票法成立の報を聞いたからだ。無念ではあるし、歯車がひとつ動いたようにも思うけれども、脱力感を覚えることはない。質問にも答えられないような情けない国会審議の末に無理を重ねて成立させた法は、国内的にも国際的にもさまざまなきしみを生んだ。安倍首相らの唱える「美しい国」が、いかに一国主義への退行かということだ。参院選で一人でも多くの改憲派を落選させるよう努力しよう。      (大内要三  2007514日)

2007/05/10

5月19日 2007年憲法フェスティバル

■日 時 5月19日(土)
■会 場 九段会館ホール
■憲法フェスのホームページ http://www.kenfes.com/

今年のテーマは「ゆっくり生きよう、はっきり言おう」と決まった。憲法が守ってきたもの、守りたかったものに焦点を当ててみようという試みだ。

では、今年の出演者の紹介に移ろう。まずは講演の部。井上ひさしさん。「9条の会」の呼びかけ人の一員だが、戯曲家として数々の名作を世に送り出している。72年には「手鎖心中」で直木賞受賞。ごく最近ではこまつ座「私はだれでしょう」が話題を呼んだ。4月末からは「紙屋町さくらホテル」が上演される。このお芝居は新国立劇場公演として演劇界に注目を集めた作品だ。私も観覧したが舞台装置も素晴らしく脳裏に残っている。今回は新演出、新キャストで臨んでいる。今回は憲法について縦横無尽に語ってくれる。

香山リカさんは精神科医である。専門の分野では現代社会を分析する著作が多い。憲法については憲法行脚の会、マガジン9条の呼びかけ人となるなど積極的な発言を続けている。

音楽の舞台を輝かせるのは品田昭子さん。オペ歌手で二期会の出演や海外の公演が多い。オペラ以外でも、ドラマ「ただ君を愛してる」のサウンドト
ラックでも品田さんの歌う「アベマリア」を聞くことが出来る。

ピーター・フランクルさんは多くの国を訪れてきた経験から日本の問題点や憲法の価値を話し、大道芸を披露する。

湯浅誠さんはNPO法人自立生活サポートセンター・もやい事務局長として活躍している。ホームレス問題を通して、広がる格差、貧困問題について香山リカさんとの対談も期待できる。

(「協同・未来」に書いた文章より抜粋/杉山隆保・2007.5.10)

自衛隊イラク派兵差止訴訟弁護団、緊急記者会見

ご承知のように「イラク特措法」が延長されそうです。この間、イラクで活動している航空自衛隊の活動のほとんどが米占領軍の支援であることを指摘してきました。国会の審議でもそのことが明らかにされました。

それでも安倍首相は「人道復興支援」と強弁して法案を通そうとしています。自衛隊イラク派兵差止訴訟弁護団、同原告団で緊急記者会見を行います。ぜひ足をお運びください。

■日 時 5月11日(金)午後1時から
■会 場 日本弁護士会館、5階・504会議室
■お問い合わせ先 自衛隊イラク派兵差止訴訟弁護団
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      弁護士 佐 藤 博 文
  Tel 011-231-1888 Fax 011-281-4569
        E-mail hirohumi@hg-law.jp
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      弁護士 川口 創
  携帯電話 090・4379・6449 

2007/05/08

第2回学習会 ご参加お待ちしております

日米同盟の近未来

5月26日(土)午後3時~5時

  講師 松尾高志 まつお たかし

1945年生まれ、ジャーナリスト、関東学院大学非常勤講師。

編書に『日米ガイドラインと戦前「有事法制」』(全5巻、

港の人、1998年)、共著に『平成自衛隊改造 : 海を渡った

“知られざる自衛隊”の実態 』(労働旬報社、1993年)、

『軍の論理と有事法制』(日本評論社、2003年)等がある。

各回・参加費500円(参加自由)

連絡先・090-5341-1169 杉山 090-2641-0230 大内

会場:大阪経済法科大学

東京麻布台セミナーハウス

http://www.enjoytokyo.jp/NT002Map.html?SPOT_ID=n_7823

東京メトロ日比谷線・神谷町駅・1番出口

より桜田通りを東京タワー方面へ徒歩3分

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