自衛隊イラク派兵違憲訴訟 定点報告4
札幌訴訟第16回弁論報告
札幌訴訟の第16回口頭弁論が5月28日、午後1時30分から3時まで1時間30分にわたって行われました。この日で結審になると思われましたが次回の期日が入り、審議はさらに継続されることになりました。
原告の意見陳述は、まず、クリスチャンで詩人、米文学者、北星大学名誉教授の矢口以人先生が、「ピュ-リタンの影の部分とキリスト教原理主義」と題した意見陳述をしました。宗教的・文化的見地から「戦争を止めない」アメリカ・ブッシュの本質を説き起こしました。
続いて、影山朝子さんは、自ら作成中の映画「アメリカ-戦争する国の人々」の一部を上映しながら、帰還米兵や家族がどんなにひどい状態にあるか、自衛隊海外派兵の近未来がこうなること、いま止めないとあと戻りできなくなると、涙ながらに訴えました。
弁護団からは、3つの準備書面と証書(甲1217~1287)を提出されました。
1.準備書面(19) 2006年9月~2007年5月のイラク情勢と 自衛隊の活動実態、イラク特措法延長と空自派遣の明白な違憲性
2.準備書面(20) 被侵害利益個別主張
3.準備書面(21) ブックレットの内容
準備書面(19)については、田中健太郎弁護士が、新聞記事、航空自衛隊の活動情報の非開示、空自の輸送実績などについて、映像を使いながら約40分の大弁論を行ないました。
報告が遅れて申し訳ありませんでした。第17回口頭弁論が6月25日に行われています。そちらの報告は急いで行います。なお、今回の陳述書などは私の手元にありますのでお読みになりたい方はご請求ください。
(2007年6月29日 杉山 隆保)
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