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「平権懇」☆関係書籍☆残部僅少☆

  • ●大内要三(窓社・2010年): 『日米安保を読み解く 東アジアの平和のために考えるべきこと』
  • ●小林秀之・西沢優(日本評論社・1999刊): 『超明快訳で読み解く日米新ガイドライン』
  • ●(昭和出版・1989刊): 『釣船轟沈 検証・潜水艦「なだしお」衝突事件』
  • ●西沢優(港の人・2005刊・5000円+税): 『派兵国家への道』
  • ●大内要三(窓社・2006刊・2000円+税): 『一日五厘の学校再建物語 御宿小学校の誇り』
  • ●松尾高志(日本評論社・2008刊・2700円+税): 『同盟変革 日米軍事体制の近未来』
  • ●西沢優・松尾高志・大内要三(日本評論社・2003刊・1900円+税): 『軍の論理と有事法制』

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2008/08/13

自衛隊の変貌を見る⑨

○本当のことを知らせよう

 去年新日本婦人の会が全国で、市民生活に自衛隊がどう忍び寄っているかを調査して、一覧表で出しました。武装した部隊が子どもの目に触れるところで町を行軍する。お祭りやスーパーに装甲車を展示する。子ども向けのキャンプや体験入隊をやる。こういうのは無数にあって、日本平和委員会の全国大会でも、今年はこの報告がいちばん多かったです。

また「朝雲」新聞によりますと、626日付の1面を使いまして、自衛隊がいかに市民と接触しているかを書いています。見出しは「児童、学生、地域住民が自衛隊を体感」。まず生活体験入隊ですが、会社の新入の従業員を4日間ないし3日間、敬礼から始めて背嚢を背負っての行軍訓練、精神教育。百十四銀行というのが徳島にございますが、新入女子行員さん68名を訓練させたということです。また駐屯地の96式装輪装甲車、これはイラクに行っている車輌ですが、子どもたちに鉄兜をかぶせて乗せる。それから中学生の課外学習で救急法を教える。体験航海や体験飛行もさせる。

 結論を急ぎますが、「子どもを戦場に送るな」「教え子を戦場に送るな」「兄よ銃を取るな」という、これですね。「アニーよ銃を取れ」という映画がありましたが。そういうことが、いま本当に大切なんじゃないでしょうか。

自衛隊は本当のことを隠しているわけです。イラクでアメリカがどういう戦争をやっているか、航空自衛隊がそこにどういうことを行っているか、「あり方検討会議」が自衛隊をどういう方向に持っていこうとしているか、北富士演習場ではどういう訓練が行われているか、子どもに本当のところを何も話さないでこういう体験をさせれば、子どもたちは応募するようになるでしょうね。ですから戦争を全然知らない子どもたちに、お母さん、お父さんと先生、社会の人、先輩が、自衛隊はこういうものだよと、本当のことを教えてあげることが必要です。それとも自衛隊がこういう宣伝をやって子どもを獲得するか、その取り合いなんです。

そのときに名古屋高裁の判決の、戦争準備から自由を守る権利というのは、使えるのではないでしょうか。戦争の恐怖から逃れる権利というのは、いま言っておかないと、赤紙が来たときには遅いんではないですか。戦前の歴史はそれを教えているのではないでしょうか。

 いろんなことをお話ししましたが、一箇所でもお心に残る点がありましたら、それを皆様方のご研究、ご活動にお使いいただければ、望外の幸せとするところでございます。

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