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「平権懇」☆関係書籍☆残部僅少☆

  • ●大内要三(窓社・2010年): 『日米安保を読み解く 東アジアの平和のために考えるべきこと』
  • ●小林秀之・西沢優(日本評論社・1999刊): 『超明快訳で読み解く日米新ガイドライン』
  • ●(昭和出版・1989刊): 『釣船轟沈 検証・潜水艦「なだしお」衝突事件』
  • ●西沢優(港の人・2005刊・5000円+税): 『派兵国家への道』
  • ●大内要三(窓社・2006刊・2000円+税): 『一日五厘の学校再建物語 御宿小学校の誇り』
  • ●松尾高志(日本評論社・2008刊・2700円+税): 『同盟変革 日米軍事体制の近未来』
  • ●西沢優・松尾高志・大内要三(日本評論社・2003刊・1900円+税): 『軍の論理と有事法制』

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2009/05/15

読む・読もう・読めば 54

清志郎さんゑ

5月9日に青山葬儀所で行われた「忌野清志郎 AOYAMA ROCK’N ROLL SHOW」=葬儀には4万人を超えるファンが参加したという。「雨上がりの夜空に」を含む彼の代表曲が演奏され、参加者が唱和したのは、常識的には不謹慎だろうが、舞台ではもっぱらヒンシュクを買うことに賭けてきたロッカーの送られ方として、本人に異存はなかろう。 「君が代」のパンクロック・バージョンを含むアルバム『冬の十字架』がポリドールから発売中止になり、自主制作で世に出たのは99年だった。歌詞は正確で演奏はぐっちゃぐちゃの「君が代」のエンディングに「星条旗と永遠なれ」のメロディーが入っているのは、日本の米国への従属状態をおちょくったものか、とも言われた。清志郎さん本人は「ジミ・ヘンドリックスを尊敬してるからさ」と説明した。69年の(あの伝説の)ウッドストック・コンサートのトリでジミヘンがぐっちゃぐちゃの「星条旗よ永遠なれ」を演奏したことに倣ったのだから、立派に説明になっている。

清志郎さんの歌のほとんどは「分かりやすい」愛の歌というか、高校生がノートの端っこに書いた程度のものだ。ロックを日本語で明瞭に歌うこと、イントネーションに合わせて曲をつくることに拘ったことからすると、意識してのことか。あまり歌われなかったようだが、「善良な市民」などはやや異色かつやや生硬だ。「泥棒が 憲法改正の論議をしてる/コソ泥が 選挙制度改革で揉めてる/でも善良な市民は 参加させてもらえず/また 間違った人を選ぶ」

また、07年に小学館文庫で再刊されて最後の著書になった『瀕死の双六問屋』の一節にこうある。「この国の憲法第九条はまるでジョン・レノンの考え方みたいじゃないか? 戦争を放棄して世界の平和のためにがんばるって言ってるんだぜ。俺達はジョン・レノンみたいじゃないか。戦争はやめよう。平和に生きよう。そしてみんな平等に暮らそう。きっと幸せになれるよ。」

喉頭癌を病んだ清志郎さんが手術を拒み代替療法を選んだのは、歌えなくなることを恐れたからだという。声が出なくてもギターがあるじゃないか。いったん「完全復活祭」をした彼の癌は再発した。命より歌、という彼の選択が切ない。  (2009年5月14日)

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