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「平権懇」☆関係書籍☆残部僅少☆

  • ●大内要三(窓社・2010年): 『日米安保を読み解く 東アジアの平和のために考えるべきこと』
  • ●小林秀之・西沢優(日本評論社・1999刊): 『超明快訳で読み解く日米新ガイドライン』
  • ●(昭和出版・1989刊): 『釣船轟沈 検証・潜水艦「なだしお」衝突事件』
  • ●西沢優(港の人・2005刊・5000円+税): 『派兵国家への道』
  • ●大内要三(窓社・2006刊・2000円+税): 『一日五厘の学校再建物語 御宿小学校の誇り』
  • ●松尾高志(日本評論社・2008刊・2700円+税): 『同盟変革 日米軍事体制の近未来』
  • ●西沢優・松尾高志・大内要三(日本評論社・2003刊・1900円+税): 『軍の論理と有事法制』

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2009年12月

2009/12/27

読む・読もう・読めば 68

インタビューの礼儀

1225日付の『週刊金曜日』781号に、烏賀陽弘道氏が本多勝一氏にロングインタビューをした記事が掲載されている。「俺があのルポを書いた時」と題されている。「カナダ=エスキモー」に始まる「極限の民族」3部作、ベトナム解放戦線を取材した「戦場の村」、そして南京大虐殺の現場を見る「中国の旅」。ベストセラーとなり、また大量のジャーナリスト志望者を生んだそれらの歴史的なルポが、社会部長の支持と理解のもとに、独自の方法・判断で行われたことが述べられている。本多氏の成功は希有な例であって、現在の企業ジャーナリストにすぐに参考になる部分はないように思われるが。

烏賀陽氏は周到な準備のうえで、先輩に対して礼を尽くしたインタビューを行っていると思われるが、しかしこの記事はまことに読みにくく、読後感が爽やかでない。その理由のひとつは文体と形式にある。本多氏はぶっきらぼうに言葉少なに語った後、30項目に及ぶ「本多付記」を加えている。舞台裏は本多氏によって雑誌の「あとがき」に当たる「金曜日から」のページに明かされている。「私もこれまでにさまざまな場でインタビューを受けたことがありますが、もともと話がへたで、その場では説明が不十分だったり間違えたりすることも多いため、掲載される前の速記録なりゲラなりで手を入れるのが常でした。そんなことは当然すぎて何の疑問も抱いていなかったので、今回もそうしようとしたところ、烏賀陽氏が原稿を修正や加筆しては困るとのこと。結局こういうかたちにならざるをえませんでした。」という。

一般的には要するに力関係なので、インタビュアーが著名人で話者が無名人であれば、ゲラなど見せてもらえず、インタビュアーに都合の良いまとめ方をされることが多い。しかしゲラを見せると、原型がなくなるまでに加筆をして貧しい発言を豊かな発言に変身させてしまう魔術師も少なくない。今回の場合、不幸なのはインタビュアー(朝日新聞社を早期退職した人)と話者(定年まで朝日新聞編集委員だった人)との間に信頼関係が形成されなかったことであって、とばっちりは読者に来るのだ。間に入るべき編集者が不在なのだろうか。 20091227日)

2009/12/14

平権懇2009連続学習会 無事終了しました

科学技術史の研究者が、ミサイル防衛など米国の軍事経済と日本の産業・技術の一体化について解説する。

日本軍需産業のゆくえ 12月12日(土)14時~16時

会場  毎日新聞社会議室
講師 山崎文徳さん 
立命館大学。論文「『被害』の最小化と精密誘導兵器」「アメリカの軍事技術開発と対日『依存』」「原爆症認定集団訴訟運動の到達点」など。

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