東日本大震災復興支援 25周年記念「憲法フェスティバル」
2011年5月28日(土) 午後1時30分開演 日本教育会館(一ツ橋ホール)
東日本大震災復興支援 25周年記念「憲法フェスティバル」
「憲法フェスティバル」とは
1987年5月、日本国憲法施行40周年を記念して、若い弁護士たちが市民団体などに呼びかけ憲法を幅ひろく国民各層へ普及することを目的に第1回憲法フェスティバルを東京の日比谷公会堂で開催しました。内容は映画「戦争と平和」(亀井文夫・山本薩夫監督)の上映、ジェームス三木の講演、小室等、横井久美子などの歌と音楽で、会場に入りきらない3000名を超える市民が集まり、マスコミにもこぞってとりあげられました。
東日本大震災復興支援・25周年記念企画
今回の大震災による被害は、あらためて私たちの生活、社会のありようを考えさせるものとなりました。この年に25周年記念公演を開催することは、平和・人権・民主主義を基本理念とする憲法の普及を目的とする憲法フェスティバルと無縁ではありません。こういう機会にこそ、憲法フェスティバルが日本の政治や経済、社会のあり方を再考し、被災者のみならず社会や経済のゆがみによって苦しめられている人々を励まし、連帯への呼びかけの一助になればと願っております。
憲法フェスティバル実行委員会は被災地への支援を決めました。会場でのカンパ活動のほか、チケット、記念グッズの売り上げなどの一部を被災地への支援金にあてます。また、ロビー企画として被災者の福島、岩手、宮城の方々にブースを提供し特産品の販売をお願いしています。
《25周年・記念企画 》
*25周年記念歌曲「誓い」の発表
作詞・木下恵介 作曲・住友紀人 歌・高瀬“makoring”麻里子
*講演:早乙女勝元
「東京大空襲と憲法9条 ~ある作家の体験から~」
*公開前特別試写会
映画「一枚のハガキ」(監督・新藤兼人 主演・豊川悦司 大竹しのぶ)
*ビデオレター
出演=池田香代子 加藤剛 神田香織 ジェームス三木 ふじたあさや 松元ヒロ
今こそ「憲法にカンパイ!」
今年は憲法フェスティバルが誕生してから25年目です。憲法は誕生以来65年間、私たちの権利と平和な生活を保障する盾となってくれました。そんな憲法も65歳、会社員ならば定年です。しかし憲法には引退してもらうわけにいきません。日本はまだまだ憲法が理想とする国にはたどりついていません。社会のいたるところに餓死する人、自殺する人、学びたくても学べない子供たち、基地におびえる人たちなどがあふれています。憲法に定年はありません。65年間がんばってきてくれた憲法に感謝し、これかの活躍に期待して、今こそ「憲法にカンパイ!」
“魂をゆさぶる映画「一枚のハガキ」” 特別試写会
99歳になる映画監督・新藤兼人が自らの戦争体験にもとづき「映画人生最後の作品、私の遺言状である」と語る映画「一枚のハガキ」を、製作の近代映画協会、配給元の東京テアトルの協力により、この夏の公開に先がけて特別試写会を行います。
戦争が庶民にもたらす悲劇と、それでもたくましく生きぬく男女の力の素晴らしさ。再生と希望を描ききった新藤作品の集大成。第23回東京国際映画祭で審査員特別賞を受賞、ニューヨークでのプレミア上映が決定した傑作。出演は豊川悦司、大竹しのぶ、六平直正、大杉蓮、柄本明など
憲法フェスティバル実行委員会 実行委員長・下林秀人(弁護士)
千代田区富士見2-7-2 ステージビル1706号室 南北法律事務所気付
℡・fax03(5211)0936 http//www.kenfes.com/
●チケットのお申し込みは杉山まで
メールアドレス nora@cityfujisama.ne.jp/ファクス 0466-47-2130
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